そこには日本のNHKが敗戦後、米国から放送料をもらって米国制作の米国に都合のよい番組を流していたときの料金表や、NHKと米国政府のやり取りの手紙まで残され、研究者が閲覧できるようになっている。
日本政府が隠している文書もここで多くが見つかるから、日本のメディアで報道され、日本人が日米関係の真実の一部を知ることができる。ただ、よほど習熟していないと、1、2週間通い詰めても目的の秘密解除文書にたどりつけないほど、米国には「秘密」が多い。
一方で、旧ソ連やロシア、中国などでは国家の秘密についてメディアが問題にすることさえ難しい。また、西欧諸国でも、かつての植民地経営国家である英、仏、独などでは、植民地支配時の秘密が公開されないことが多い。過酷な植民地政策を行い、現在もそのことを公式に謝罪していないから、秘密を公開できないのだ。