まずは初心者向けの食材で
器具や場所のポイントを押さえたら、いよいよ食材選びだ。今回用意した食材は、プロセスチーズ、カマンベールチーズ、タラコ、チーズを挟んだはんぺんの4種類。「火を通す必要がなく、塩気がしっかりとあるものが初心者向けの食材です。反対に野菜や果物など、水分の多いものは燻製にはあまり向いていません」。チップはサクラやリンゴなどさまざまな種類があるが、今回はマイルドでくせのないヒッコリー(クルミ科の広葉樹)をチョイスした。チップはホームセンターなどで手軽に手に入る。
ごちそうおつまみに変身
ベーコンなどの大物になると事前に味を付けるための液に浸しておかなければならないが、今回の食材は特に大がかりな下ごしらえは必要なく(はんぺんには塩をふっておく)、チップを仕込んだ網の上にそのまま乗せるだけ。途中、蓋や食材の水分を拭き取り、約10分。飴色に輝く手作り燻製のできあがりだ。
「1個100円程度のチーズやはんぺんでも、スモークの香りをまとうことで一気にごちそうおつまみになります。しょうゆなどの調味料を燻製したりと、アイデア次第でいくらでも広がります。パスタなど、燻製を使ったアレンジメニューを考えるのも楽しいですよ」