積水ハウスは、東芝、ホンダとの3社合同で、住宅とIT(情報技術)、クルマが融合した2020年代の近未来の暮らしの姿を提案。12月1日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第43回東京モーターショー2013」の会場内で催された「SMART MOBILITY CITY 2013」で、業界の垣根を越えた初の試みとして披露した。積水ハウスの阿部俊則社長(62)は「住まい、クルマ、家電にインフラが強くつながることで、より安全に、より便利に、そして、もっと楽しくなる未来の暮らしを提案した」と、スマートハウス、スマートコミュニティーの進化に期待を寄せる。
--提案した近未来の暮らしは、水素をエネルギー基盤とする「水素社会」の実現を前提としています。
「水素で発電して走る燃料電池自動車と住まいの関係を考えると、水素社会の実現はエネルギー分野に大きな進化をもたらす。将来的には太陽光で発電した電気で作った水素を、家庭用の燃料電池や燃料電池自動車に供給し、一方で燃料電池自動車から暮らしで使う電気を受け取れる。その意味で、燃料電池自動車の普及にはスマートハウスの存在は欠かせない。今回の3社による合同展示も『もっとスマートに、もっと自由に』と、今後訪れる水素社会の可能性を期待させるテーマに設定した」