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ウクライナ 治安部隊とデモ隊衝突 不満爆発 葬られたレーニン像 (1/3ページ)

2013.12.13 10:45

反政権集会が開かれている首都キエフ中心部の独立広場でにらみ合う治安部隊とデモ隊=2013年12月11日午前5時ごろ、ウクライナ(佐々木正明撮影)

反政権集会が開かれている首都キエフ中心部の独立広場でにらみ合う治安部隊とデモ隊=2013年12月11日午前5時ごろ、ウクライナ(佐々木正明撮影)【拡大】

  • 12月8日夜、首都キエフ中心部でなぎ倒されたウラジーミル・レーニン像をハンマーで叩く男性。「われわれはEU(欧州連合)と共にある」と周囲から歓声があがった=2013年、ウクライナ(佐々木正明撮影)
  • 首都キエフの独立広場近くに設けられた自由演説の場。人々が自らの意見を表明し、道行く人が聞き入る=2013年12月7日、ウクライナ(佐々木正明撮影)
  • デモ隊が陣取る首都キエフの独立広場を包囲した治安部隊=2013年12月11日朝、ウクライナ(佐々木正明撮影)
  • ウクライナの首都キエフの独立広場。中央のクリスマスツリーにはウクライナ国旗やEU(欧州連合)旗が掲げられ、「欧州広場」と呼ばれるようになった=2013年12月6日(佐々木正明撮影)
  • 首都キエフ中心部でなぎ倒されたウラジーミル・レーニン像の破片を手にする男性=2013年12月8日夜、ウクライナ(佐々木正明撮影)
  • ウクライナ・首都キエフ

 欧州連合(EU)との連合協定見送りをめぐり反政権運動が続くウクライナの首都キエフで取材している。12月11日には、治安当局が野党勢力の一大拠点である独立広場の封鎖を進め、未明に治安部隊が大量動員、デモ隊側は「人間の鎖」を作って抵抗した。野党勢力によると、十数人が拘束されたという。11日午前に治安部隊のほとんどが撤収し、正面衝突は免れたものの、30人以上の負傷者が出た。

 独立広場に設置されたステージでは連日、野党勢力の演説や反政権派のアーティストらによるコンサートが行われている。

 (12月)8日には、ウクライナ独立の際にも取り壊しを免れたウラジーミル・レーニン像がついになぎ倒された。

 倒壊して2時間後ぐらいに記者もレーニン像があるタラス・シェフチェンコ通りに向かった。到着すると黒山の人だかりができていた。気温は0度以下。小雪舞う夜にもかかわらず、現場は熱気に包まれていた。

 すでに台座の上には、EU旗とウクライナの国旗が翻り、台には「次はヤヌコビッチ大統領だ」との横断幕が掲げられていた。頭部はすでにどこかに持ち去られたようだ。

「革命だ」「栄光あれ」 沸き上がる歓声

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