堀川ゴボウのきんぴらは、皮をむいて輪切りにしたゴボウを1時間水に浸してアク抜きし、しょうゆと砂糖、チキンスープで味付けをして軟らかく煮た一品。仕上げのごま油の風味が中華のテイストを感じさせる。
「赤蕪(あかかぶ)とイカのあっさり炒め」は、コウイカの弾力ある味わいを、蕪やクワイ、ヤングコーン、キクナなどサクサクした歯触りの野菜が脇役となって引き立てる。
カニのうま味生かす
冬の食材、ズワイガニは「豆鼓(トーチー)炒め」という独特の調理法で提供する。さばいたズワイガニに塩、こしょうをふり、片栗粉をつけて空揚げにすることで「うま味を閉じ込める」(大野剛料理長)。次に、大豆を発酵させた塩分の強い調味料を使い、万願寺唐辛子やクワイなどとともに炒める。しっかり中華味のついたカニの身を殻からほぐし野菜とともに味わうと、ポン酢で食するカニ鍋などとは異なる味覚が楽しめる。
貝柱エキスたっぷり
冬の限定メニューは「カキと九条葱(ねぎ)の味噌煮込み」。成長すれば7センチほどになるというカキを甜麺醤(てんめんじゃん)をベースに九条ネギと一緒に煮込んだ。