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吉田戦車と料理のはなし 幅允孝 (5/5ページ)

2013.12.24 18:30

冷蔵庫の中にたたずむ「逃避めし」(右)と「おかゆネコ」(幅允孝さん撮影)

冷蔵庫の中にたたずむ「逃避めし」(右)と「おかゆネコ」(幅允孝さん撮影)【拡大】

  • 「逃避めし」(吉田戦車著/イースト・プレス、1460円、提供写真)
  • 「料理歳時記」(辰巳浜子著/中央公論新社、760円、提供写真)
  • 「おかゆネコ」(吉田戦車著/小学館、780円、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 いま一番自分が食べたいものを、自分の内側をよくよくのぞきながら、ひょいとこしらえる。万人受けしない料理って、じつは一番贅沢なごはんなのかもしれない。(ブックディレクター 幅允孝/SANKEI EXPRESS

 ■はば・よしたか BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本がもうすこしうまく出会えるよう、さまざまな場所で本の提案をしている。

 (1)それぞれの料理に、吉田戦車独自の写真とイラストが付いた一冊。やらなければならないことに背を向けて作られる料理には、孤独や哀愁の味がにじみ出ている。追いつめられた中で生まれるクリエイティビティーは、あらぬ方向に発揮されるのかも知れない。イースト・プレス、1460円。

 (2)四季をめで、その旬の素材を活かした料理が並ぶ『料理歳時記』。著者の辰巳浜子は、料理研究家の辰巳芳子の母にして、日本の家庭料理の祖とも呼べる人物だ。巷に溢れるレシピの洪水にのまれそうになった時、僕たちの帰る場所として確かに存在してくれる一冊。中央公論新社、760円。

 (3)微妙な味や、ちょっと失敗とも言えるおかゆも登場してくる本書。しかし、「こうしたらうまいのでは」と試行錯誤しおかゆをつくり続けるツブには、どこか羨ましさも感じる。ちなみに「ビールおかゆ」については、吉田戦車いわく「あ、試さなくていいです」とのこと。小学館、780円。

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