心配なのが保育所の待機児童問題で、保育所を探すのに苦労するケースが多い。予算案では保育所の受け入れ児童数の拡大などに6248億円を計上した。
保育所の定員が増えると応募が殺到するケースもあり、政府が把握しているよりも待機児童数は多い可能性もある。
高齢者は負担増
年収1000万円の高給取りのC男さん(50)は想定以上に出費がかさみそうだ。中学3年の息子は、難関公立高を目指し受験勉強中。中学1年の妹も塾に通い始め、教育費が膨らむ。
民主党政権が始めた高校授業料の無償化は来年4月の新入生から所得制限が導入される。年収910万円以上の世帯は対象から外れ、C男さんの場合、長男にかかる年間約12万円の授業料は自己負担となる。
高齢者の負担も重くなる。来年4月以降は新たに70歳になる人から、特例で1割に据え置いていた70~74歳の医療費窓口負担が2割に増える。年金でも、ことし10月から過去の物価下落にあわせた減額が始まっており、受給額は15年4月まで段階的に減る。