シナリオ風の書き方ですが、僕自身かつて芝居や映画の脚本などいろいろなことをやってきた。だからこそ、今回の絵本を作ることができたのかもしれません。テーマや荒井さん、本全体をデザインしてくれた鈴木成一さんとの出会いなど、全てのタイミングが奇跡的にぴったり合ったなぁって感じてます。
――荒井さんはいかがでしたか
荒井 実は、僕は行間を膨らませていく作業の方がどちらかというと得意なんです。小学校の頃から、クラスの女の子が書いたマンガを、「ここのコマ描いてよ」なんてやっていた(笑)。枠を与えられた方が自由度が高くなる。先に何かがあって、そこを広げていくのが好き。(構成・文:塩塚夢/撮影:大山実/SANKEI EXPRESS)
「どーした どーした」(天童荒太・文、荒井良二・絵/集英社、1575円)