イオンは2013年12月オープンの旗艦店「イオンモール幕張新都心」で、タブレット端末で在庫にないワインを取り寄せるシステムを導入。ネット通販と店舗販売を連携させる「オムニチャネル」に力を注ぐ=2013年12月16日、千葉県千葉市美浜区(松本健吾撮影)【拡大】
オムニチャネル
コンビニエンスストアやスーパーなど、全国に店舗網を持つ流通大手は、ネット通販と店舗販売を連携させる「オムニチャネル」への投資を進める。ネット通販市場の拡大で、店舗網による優位性に陰りが見え始めていたためだ。
イオンは昨年(2013年)12月オープンの旗艦店「イオンモール幕張新都心」で、来店客がスマートフォン(高機能携帯電話)のカメラで食材を撮影すると、料理レシピや割引クーポンが手に入るなどのシステムを初採用。セブン&アイHDも最大177億円を投じ、通販大手ニッセンHDの買収を発表。国内約1万7000店舗で、ネット通販で購入した商品を受け取れるなどのシステム整備を進める。
イオンの岡田元也社長は「商品選択の自由と購入時の利便性、そして楽しさを兼ね備えている」と、オムニチャネルにより店舗の強みが生かされると強調。ネット業界との競合に、自信を見せている。(佐久間修志、松岡朋枝/SANKEI EXPRESS)