日本市場をみると、2013年から17年までのワイン消費量(スティルワイン+スパークリングワイン)は、3.27%増の3700万ケース(9リットル/ケース)予測で、08年からの10年間では40%の伸びになります。
1人当たりのワイン消費量は、過去5年間(2008~12年)で2.3リットルから3リットル、13年から17年では3.23%増の3.2リットルとなっています。ブレがなく信頼のおけるIWSRのデータだけに、この数字に関して気持ちは複雑です。5リットル目標を掲げて頑張っているワイン業界が一丸となって、IWSRの予測を裏切る好結果を出したいものです。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)