看板メニュー「近大マグロと選抜鮮魚のお造り盛り」。かたわらには、生年月日やどこで飼育され、どんなエサで育ったかなどがQRコードでたどれる「卒業証書」が添付されている(田中幸美撮影)【拡大】
しかし、日本では長いこと天然を養殖の上と見る「天然信仰」があった。宮下盛(しげる)近畿大学水産研究所長(70)によると、30年以上前は、質のよい餌もなく、魚が病気になると魚用の水産薬を使うなどしたため、悪いイメージが定着。安全に育てられる技術を確立し、そうした問題が改善された今も悪しきイメージが抜けきらないという。宮下所長は「安心・安全を消費者に訴えて養殖業界を活性化するのが一番の目的です」と話している。(田中幸美(さちみ)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■近畿大学水産研究所銀座店 東京都中央区銀座6の2東京高速道路山下ビル2階(銀座コリドー通り)。(電)03・6228・5863。営業時間はランチが午前11時30分~午後2時(ラストオーダーは午後2時だが、食材がなくなり次第終了)、ディナーは午後5時~11時(ラストオーダーは午後10時)。無休。