北朝鮮・咸鏡北道(ハムギョンプクド)、両江道(リャンガンド)、慈江道(チャガンド)【拡大】
報道によると、昨年(2013年)12月初めに召還された全夫妻と張氏のおいの張勇哲(チャン・ヨンチョル)マレーシア大使が直後に平壌で銃殺されたほか、張大使の2人の息子も処刑されたという。消息筋はさらに、張成沢氏の亡くなった2人の兄の子供や孫まで「直系の親族は全員処刑された」とも述べたという。
連行の際に抵抗した親族は近所の住民の前で射殺されたとも伝えている。張勇哲氏の妻、パク・チュンヒ氏など張成沢氏の親族に嫁いだ女性は強制離婚させ、女性の家族と一緒に山間部に追放したという。
張成沢氏の妻、金慶喜氏の消息には触れられていない。(SANKEI EXPRESS)
■張成沢(チャン・ソンテク)派粛清事件 北朝鮮の金正恩第1書記の叔父で政権ナンバー2とされた前国防副委員長の張成沢氏(1946~2013年)と側近らが、クーデターを計画したとして昨年(2013年)11~12月に処刑された事件。中国に対し経済特区羅先の土地使用権を譲渡したり、石炭など資源を大量に「売り飛ばし」たりしたことが罪状に挙がっており、内実は中国の指導部と親密な関係にあった張氏と、親中派の粛清ともみられている。