党大会を終え、記者会見に臨む橋下徹・日本維新の会共同代表=1日、東京都港区(宮川浩和撮影)【拡大】
大阪都構想をめぐっては、1月31日に開かれた制度設計を協議する特別区設置協議会(法定協)で、焦点となっていた4案ある特別区の区割り案の絞り込みが、自民、公明両党などの反対で見送られた。
野党再編に影響
会合に先立ち、維新は都内で第2回党大会を開き、橋下氏は、大阪都構想に関し「最後の最後までやれることはしっかりやり抜いて、戦うところは戦い抜く」と強調。同時に「維新の今後を皆さんに託す」とも語り、共同代表を退く可能性に言及した。
また、「野党を再編し、政権交代の受け皿となる真の改革勢力を結集する」と明記した2014年度活動方針を採択。綱領の憲法改正にかかわる条項も改正し、「絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法」との表記を改め、「国家・民族、国民の自立を損なわせしめた占領憲法」とした。