土曜塾の魅力はまず、間口が広いこと。参加は、学部や学年を問わないだけでなく、他大学の学生や高校生、社会人も対象にしている。講師の職業も建築家、経営者、歯科医師、公務員と多士済々だ。開かれた場で、新しい人に出会い、多種多様な知識や価値観と巡り会うことができる。それは、同じ価値観や同じ夢を持つ人かもしれないし、自分とはまったく逆の考え方を持つ人かもしれない。予想できない出会いが待っている。それが土曜塾の大きな魅力だ。
2つ目の魅力は、新しい自分との出会い。グループワークがその鍵となる。講義を聴いた後、講師が用意した「問いかけ」に対し、3~4人で討議を行い、自分たちの答えを発表する。ここで重要なのは「発言」することである。発言するために考え、その発言に対して、相手から意見をもらい、また相手の発言に対して意見を言う。こうしたプロセスを通じ新しい自分に気づくことができるのだ。
発言するという行為自体に大きな意味がある。土曜塾は、「ファーストペンギン」(「群れから最初に海に飛び込むペンギン」=「会議や授業で最初に発言する人」)の理念を大切にしている。