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偽りのシンフォニー 失望と落胆 「現代のベートーベン」佐村河内守さん作曲は別人 (3/5ページ)

2014.2.6 09:50

 広島交響楽団が昨年(2013年)12月、代表作などを演奏した際は、佐村河内さんも来場。楽団事務局長の井形健児さん(48)は「広島市出身の作曲家が世間に出て、とても明るい話題だったのに」とショックを隠せない様子。佐村河内さんは、市民に夢や希望を与えた人に贈られる「広島市民賞」を2008年に受賞。市の担当者は「事実が確認できれば取り消しもありうる」と話した。

 佐村河内さんが東日本大震災の犠牲者にささげるために作ったとした曲は昨年(2013年)3月、宮城県石巻市の市立湊小で被災者や児童ら約200人を前に披露された。

 湊小の教職員は「素晴らしい演奏だったが、別人の作曲だったとすれば残念という言葉に尽きる。子供たちの心が傷つかないようケアしていきたい」と言葉少なだった。

 ≪フィギュア高橋 曲目変更せず≫

 別人が作曲したと佐村河内(さむらごうち)守さんが公表した作品にフィギュアスケートの高橋大輔がソチ五輪のショートプログラム(SP)で使用する「ヴァイオリンのためのソナチネ」が含まれているが、高橋のマネジメント会社は2月5日、曲目変更をしないと発表した。

日本スケート連盟のフィギュア強化部長 「曲を替えるとか、動揺したということは一切ない」

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