タクシー運転手で資金調達
「もともと、頭の中にあるものを形にする仕事に就きたいと思い、挿し絵やイラストで食べていこうと大阪市内のデザイン専門学校に進んだんですが、たまたまテレビで見た指物師の仕事ぶりに衝撃を受け、これを目指そうと…」
そこで「とりあえず京都市内の家具店に家具職人として入社したんです。20歳の時ですね」。そこで約6年間働き、職人としての腕とビジネス感覚の双方を学び、独立を決意。開業資金をためるため、家具店を辞めてタクシーの運転手に転身した。「案外儲かるもので、1年半で500万ためましたよ。おまけに接客の技術まで身に付けました」
そんな訳でまず2001年、会社を設立。京都府の京北町に広さ約330平方メートルの自社工場(工房)をオープンさせた。「店舗ではなく最初に工場をオープンさせたのは、飲食店や企業のオフィスといった手堅い法人需要に対応したかったから」