また私たち一行は、香港にある中国国営「中国中央テレビ」(CCTV)のアジア太平洋総局を訪問し、局員と国際放送のあり方について議論する機会があった。相手から「日本政府の反中国的態度を国民はどう見ているか」と問われた、同志社のある学生は「青島からホームステイの学生を受け入れたことがあるが、日本の安全と清潔さ、人びとの親切さに感動していた。
自分の家族も中国の若者と信頼しあえて喜んでいた」と、回答。「日中政府のメンツをかけた対立は迷惑でもある」と、するどく切り返していた。
また会食をしながらの懇談では、ある学生が「なぜ香港のペットボトルのフタは日本のものよりも大きいのか」と聞くと、「中国人は大きいものが好きだし、なんでも日本に負けたくない」との答えがあり、大笑いになったこともあった。こうした国際交流の場で、堂々と渡り合う日本の若者に筆者は、希望を感じた。