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米女性が「お接待文化」を紹介 (2/3ページ)

2014.2.13 10:00

 40ページの絵本は、自転車で遍路する女の子が主人公。自転車の荷台に乗った黒いネコが語り手として物語を展開する。絵はスナイダーさん、説明はリーディさんが担当。「手にした人々が八十八カ所とつながるように」と、一冊一冊に札所でもらった朱印を付けた。

 初版本(価格60ドル=約6100円)は完売し、第2版の出版を検討中。「日本語版も出したい」と2人の夢は広がる。本の一部はブログhttp://bigricefield.com/で見ることができる。

 ≪外国人女性初の「先達」≫

 今年は四国霊場開創1200年。お遍路の魅力を伝え、霊場へ人々を導く、四国八十八カ所霊場会公認の「先達」に昨年(2013年)12月、ソウル市の崔象喜さん(38)が認証された。昭和以降、約1万5000人が認証されたが、外国人女性は初めて。「先達として誰かの力になりたい。お世話になった人に恩返ししたい」と語り、今年3月に大阪で開かれる講演会にあわせ来日し、四国での経験を話す予定。

日韓関係の改善に願い 崔象喜さん「韓国人もお遍路をすれば、日本の印象がきっと変わる」

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