大雪で倒壊したイチゴのビニールハウス=2014年2月16日午前、栃木県真岡市(農家提供)【拡大】
山梨県などによると、笛吹市では脳梗塞患者の薬が2月18日で切れたことから、食料と合わせて19日午後に空輸。100人以上が孤立する大月市では食料や燃料の在庫が1~2日程度となっており、自衛隊のヘリが順次搬送した。
山梨、長野両県などで運休が続いていたJR中央線は、5日ぶりに始発から全線で再開し、通常より本数を減らして運転した。特急は運休が続いた。
≪山梨ブドウ農家「60年以上やっているが初めて」≫
山梨県のブドウ農家や栃木県のイチゴ農家は、大雪の被害の大きさに頭を抱えている。
「60年以上農業をしているが、こんな雪は初めて。想定していなかった」。ブドウの生産量が日本一の山梨県で、ブドウやスモモを栽培している南アルプス市の農業、秋山高則(たかのり)さん(84)は嘆く。
秋山さんが所有する約60アールの畑の周辺には約60センチの雪が積もっており、ブドウの棚がつぶれていたり、スモモの枝が折れていたりした。近所では、ビニールハウスがつぶれている農家も多い。「早く被害の状況を確認しないと、今後の見通しを立てることもできない」とため息をついた。