大雪で倒壊したイチゴのビニールハウス=2014年2月16日午前、栃木県真岡市(農家提供)【拡大】
富士重工業は19日、未定としていた群馬県の全工場をこの日夜から通常操業すると決めた。「高速道路が寸断された状況が解消され、部品供給が確保できる状態に戻ったため」(富士重工業)という。ただ、20日以降の操業については引き続き注視するという。
在庫積み増せず
同様に日産自動車は、部品の到着を受けて栃木工場(栃木県上三川町)の生産を18日夜から順次再開し、19日早朝には通常操業に戻った。操業停止中も「従業員の出勤に影響はなかったので、(設備の)改善活動などに充てた」という。
このほかトヨタ自動車は生産を止めていた豊田市、田原市の計4工場すべてが18日に復旧し、20日以降も通常通り操業する。ホンダも寄居工場(埼玉県寄居町)の操業を18日午後から通常体制に戻した。