フィギュアスケートエキシビションにベージュの衣装で登場した浅田真央(まお)は、コミカルな動きも織り交ぜながら終始笑顔で観客を魅了した=2014年2月22日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(大里直也撮影)【拡大】
□SOCHI OLYMPICS
ソチ冬季五輪第16日(2月22日)は、フィギュアスケート男子で金メダルに輝いた羽生結弦(はにゅう・ゆづる、ANA)や女子6位の浅田真央(まお、中京大)ら上位選手らによるエキシビションが行われた。
仙台市出身の羽生は東日本大震災で被災後、アイスショーで初めて滑った思い出の曲、チャイコフスキーの「白鳥の湖」に復興への願いを乗せ「立ち上がる姿を連想してもらえたらいい」と話した。
浅田はチャプリンの名曲「スマイル」に「つらいことがあっても笑顔を忘れないで」とのメッセージを込め、にこやかに舞った。男子5位の町田樹(たつき、関大)はエアギターの振り付けで拍手を誘い、6位の高橋大輔(関大大学院)はタンゴを熱演した。