ふわふわ甘い黒糖の郷土菓子
おなかいっぱいになったところで、指宿から北へレンタカーを約30分走らせ、江戸時代の町並みが残る知覧に立ち寄った。島津藩のお膝元として知られる知覧には、当時の雰囲気をしのばせる石垣の日本庭園が残り、町並みを眺めながらの散策は人気がある。
街の一角にある茅葺き屋根の売店に寄ると、「げたんはとお茶で一休みしてくださいね」と声を掛けられた。「げたんは」とは黒糖で作られる鹿児島の郷土菓子で、ふわふわの食感とコクのある甘みで地元民に愛されてきたという。その場で温めてくれたげたんはと、いれたてのお茶のセットで150円。庶民的な価格も、このお菓子が愛されてきた理由かも知れない。
旅の疲れ癒やす足湯
知覧の街を後にし、再び鹿児島空港へ。飛行機まで少し時間があったので、空港の出入り口にある天然温泉の足湯「おやっとさぁ(鹿児島弁でお疲れさま)」で短い旅の疲れを癒やした。鹿児島はあちこちに足湯が作られているが、豊富に温泉が湧く地域ならではの計らいだ。