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古墳で街を活性化 ~堺の取り組み~(下) 学んで好きになった 「魅力伝えたい」 (1/4ページ)

2014.3.4 18:00

仁徳天皇陵前での定点ガイドの様子=2013(平成25)年10月18日、大阪府堺市(関西大学_有志学生記者撮影)

仁徳天皇陵前での定点ガイドの様子=2013(平成25)年10月18日、大阪府堺市(関西大学_有志学生記者撮影)【拡大】

  • 堺市の魅力をガイドとして伝えていきたいと語る坂東史朗さん=2013(平成25)年10月18日、大阪府(関西大学_有志学生有志記者撮影)
  • 古墳グッズに囲まれる、シンガー・ソングライターで古墳シンガーのまりこふんさん(本人提供)

 【Campus新聞】

 ≪ガイドボランティアの坂東さん≫

 古墳を街の活性化に役立てるには、市民の存在が欠かせない。「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」の世界遺産登録に向けて活動を行う市民は増えてきている。堺観光ボランティア協会で副理事長・案内所総括を務める坂東史朗さん(75)もその一人。仁徳天皇陵前でのガイド活動などを通じて、世界遺産登録に向けた市民の意識の変化を実感しているという。

 「古墳は私たちのガイド活動の中心」と、坂東さんは言う。堺には社会人となり、仕事の都合で移り住んだ。そして、定年を迎えたとき、自分の住む街のことを全く知らないことに気付き、学び始めたという。そして、学んだことをたくさんの人に伝えたいという思いから、ボランティア活動を始めた。

 協会には約200人の会員が所属。毎日交代で、市内の観光名所で定点ガイドを行ったり、堺市の観光を盛り上げるためのイベントを企画したりしている。

 ガイドの拠点の一つである仁徳天皇陵前では、世界遺産登録を目指していることを積極的にPRしている。ガイドの際、坂東さんは「どちらから来られたのですか?」と必ず尋ねるようにしているのだが、最近、最も多い回答は何と「堺市」なのだという。自分の街の遺産に目を向け始める人が増えてきている証拠だ。

古墳シンガーのまりこふんさん

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