≪「再生医療審査委」設置が最初の関門≫
高橋淳教授らの計画が実現するのに鍵となるのは、臨床研究の安全性を審査するため京大が設置を計画する第三者委員会「特定認定再生医療等委員会」だ。高橋教授は2015年初めにも、この委員会へ実施申請する予定で、最初の関門となりそうだ。
厚生労働省によると、これまで再生医療を対象とした法規制はなく、効果や安全性に問題がある治療が広がると懸念されていた。
このため、今年11月に施行される予定の再生医療安全性確保法は、再生医療を行う全ての医療機関に、安全性などの事前審査や国への実施計画の提出を義務付けた。計画を提出せずに治療した場合は罰則を科す。
京大は、委員会の設置を今年6月にも厚労省に申請する方針で、再生医療や法律、生命倫理などの専門家から委員の人選を進めるなど、準備を始めた。京大の担当者は「臨床研究の実現に向け、迅速に委員会を立ち上げる」と話している。(SANKEI EXPRESS)