さらに「ロシアの大統領がいかに危険な状況を作り出しているのか、世界は知るべきだ」と訴えた。
自治共和国のセルゲイ・アクショノフ首相(41)は、投票でロシア編入が決まれば「外国軍」となるウクライナ軍を排除する姿勢を示している。
ウクライナ海軍の艦船は、ロシア側の襲撃に備えて埠頭(ふとう)から少し離れた場所に停泊。この日は、食料や飲料水などを積み込むため一時接岸し、はしごを下ろしたわずかな作業時間中、下船して妻や恋人と抱き合う乗組員の姿が見られた。
夫を埠頭で待つリリヤさん(38)は「(住民投票の結果が出る)17日以降に攻撃があるのではないかとの噂が飛んでおり、不安だ」と語った。
クリミアのウクライナ軍では、ロシア側に投降する動きも出ている。
ロシア黒海艦隊が拠点とするセバストポリはロシア系住民が約9割を占める。投票を前に、すでに結果は明らかだとばかりに、ロシア国旗を手に歩く人たちの姿が目立った。(セバストポリ=ウクライナ南部 内藤泰朗/SANKEI EXPRESS)