フランス・首都パリ市街【拡大】
北京に匹敵
17日の運転規制は午前5時半から開始。スモッグでもやがかかり視界が悪くなったパリとその近郊60カ所に配備された総勢700人の警察官が違反者をくまなくチェックした。
フランスを悩ませる今回の大気汚染の原因は粒子状物質のPM10。1立方メートルの大気に80マイクログラム以上含んでいると、ぜんそくや心臓疾患につながるとされるが、(3月)14日にはこの警戒水準の2倍以上にあたる180マイクログラムを検出。風が弱く大気が滞留しやすい気候が数日続いていることから、多くの地域で汚染物質の濃度が警戒水準を上回った。
フランスの環境機関は、今回の大気汚染は悪名高い北京の汚染状態に匹敵すると指摘。フィリプ・マルタン環境相(60)は16日の会見で「規制の主目的は市民の安全を確保するのが狙い」と訴えた。