米国もアルカーイダの基地をたたき、首謀者のウサマ・ビンラーディンを殺害してテロ掃討で成果を挙げた。
一方で、外国部隊の完全撤退やシャリーア(イスラム法)の厳格な適用を求めるタリバンは勢力を保ち、平和への脅威となり続けている。
アフガンは、テロや交戦での巻き添え、さらに米軍による誤爆などもあり、多くの民間人の死者を出してきた。国連は昨年(2013年)、こうした犠牲者が前年から7%増え、2959人に上ったと発表した。統計を取り始めた07年以降で最悪だった11年と同水準だった。
待ち受ける課題の数々
タリバンの資金源になっているケシの栽培面積は昨年、過去最高の20万ヘクタール強に増加した。農民が依然、違法麻薬の材料となるケシに生活を依存し、代替作物への変更がいっこうに進んでいないことを示し、今年末までの国際治安支援部隊(ISAF)撤退後の混乱を不安視した農民がケシ栽培へ回帰しているとみられている。