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目指すは「世界一流」も… 北朝鮮のスキー場、外国客少なく運営に課題 (1/3ページ)

2014.4.9 09:45

  • 北朝鮮・江原道馬息嶺

 近代化し「変容する祖国」の旗印-。北朝鮮がそう宣伝する東部江原道の馬息嶺スキー場を訪ねてみた。昨年(2013年)末の開業以来、国内外からのスキー客が広大なゲレンデで滑降を楽しんでいるが、核開発に伴う北朝鮮の孤立は変わらない。北朝鮮の指導部が目指す「世界一流のスキー場」として国際的に認められ、運営が軌道に乗るには課題も多い。

 欧州、中国から輸入

 首都平壌から車で約3時間。日本海側の拠点都市、元山に向かう幹線道路のすぐそばに馬息嶺スキー場はある。約1400ヘクタール、10コース。北朝鮮は昨年(2013年)8月、スキーリフトの輸入を「一部諸国」が妨害したと非難する談話を出したが、2月に訪れると、欧州や中国から輸入したというリフトが稼働していた。スウェーデン製の人工降雪機やカナダのメーカーのスノーモービルもあった。

外国人価格 レンタル料金:1日計約1800円/スキー場の利用料:約4400円

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