サイトマップ RSS

【韓国旅客船沈没】船内からメール 生存信じる家族 (3/5ページ)

2014.4.18 09:45

【韓国旅客船沈没】沈没までのイメージ=2014年4月16日午前9時ごろ、韓国の旅客船「セウォル」号(乗客乗員計475人に訂正、6825トン)が珍島付近を航行中に遭難信号を発信した。※聯合ニュースによる

【韓国旅客船沈没】沈没までのイメージ=2014年4月16日午前9時ごろ、韓国の旅客船「セウォル」号(乗客乗員計475人に訂正、6825トン)が珍島付近を航行中に遭難信号を発信した。※聯合ニュースによる【拡大】

  • 【韓国旅客船沈没】韓国旅客船「セウォル号」の航路=2014年4月16日午前9時ごろ、韓国の旅客船「セウォル」号(乗客乗員計475人に訂正、6825トン)が珍島付近を航行中に遭難信号を発信した。※聯合ニュースによる

 「愛してる」「許してね」

 沈みいく船に残された高校生らが家族への思いを託したのは、携帯電話のメッセージだった。沈没後、半日以上たった後も「船内に閉じ込められている」とのメッセージが届いたとの情報が舞い込み、17日も現場近くで捜索を見守っていた家族らは焦燥感を募らせた。

 「僕は話せそうにないから(メッセージを)送っておくよ。愛している」

 聯合ニュースなど、韓国メディアによると、修学旅行中の男子高校生は、母親の携帯にこう送信した。母親はこのとき、息子が乗る船が沈みかかっているとは思いもしなかったという。

 女子高校生(18)は、父親に「友達と集まっているから心配しないで」と送信した。「外へ出て」との父からの返信に「船が傾きすぎて出られないの」と逼迫(ひっぱく)した状況を伝えた。

 船が急激に傾きだした16日午前9時25分ごろ、乗客の一人は「部屋の傾斜が45度。メッセージがうまく送れない。救助が来たみたい」と兄へのメッセージに焦りをにじませた。兄は「気を確かに。つながればまた連絡しろ」と返したが、このやり取りを最後に連絡が途絶えたという。

船長ら早々に脱出 安否不明者の家族ら激怒

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ