次のメニュー「ニンジンとクルミのサラダ」も凝っている。京都・伏見の無農薬ファームで栽培されたニンジンを千切りにし、ローストしたクルミを混ぜて高さ10センチに盛り上げた。
緑色のパセリが彩りと香りを添えている。クルミオイルとシェリービネガー(酢)でつくったドレッシングがかけられ、その酸味がアクセントになって味を引き立てる。カリカリとしたクルミの食感も心地いい。
「リードヴォーのパネグリル」はフランス産子牛の胸腺にパン粉を付け、オリーブオイルを使って高温で焼き上げた珍しいメニュー。レタスや赤、黄色のパプリカを添えてサラダ風に仕上げ、見た目にもカラフルだ。「軟らかいリードヴォーは白子に似ているというお客さんもいる」(遠山忠芳店長)そうだ。
300グラムの極上ハンバーグ
熊本県産黒豚のカツレツは300グラムもある活力メニュー。豚肉は一度低温で焼いた後にパン粉を付けて揚げたという手間を惜しまない逸品だ。濃厚なデミグラスソースとマッシュポテトを合わせて口に含むと、それぞれの味覚が一体となって広がる。