バラク・オバマ米大統領(52)が4月23日、3年半ぶりに来日する。安倍晋三首相(59)とオバマ氏は24日の首脳会談で中国の軍事的台頭や北朝鮮の核開発、緊迫化するウクライナ情勢などを受け、日米同盟を基軸とした安全保障政策の協力、強化を打ち出す見通し。その一方、担当閣僚レベルで協議が難航している環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉では首脳会談での大筋合意を目指し、ぎりぎりの調整が続いている。
TPP交渉では、日米は(4月)21日に東京で事務レベル協議を開き、打開策を探る。(4月)18日までワシントンで行われた日米閣僚協議では、日本が関税撤廃の例外としたい農業の重要5項目で合意に至らなかった。安倍首相は(4月)19日夜、閣僚会議を終えて帰国した甘利明(あまり・あきら)TPP担当相(64)らと東京都内の私邸で会談。政府関係者によると、安倍首相は「主張すべきは主張して、引き続き交渉加速を」との指示。首脳会談で大筋合意ができるかどうか予断を許さない状況だ。