(4月)20日には、安全行政省の高官が現場近くで記念撮影しようとし、その無神経さに行方不明者の家族らが激怒。高官は辞職に追い込まれた。(4月)18日には、6月の統一地方選での再選を目指すセヌリ党の世宗(セジョン)市長が、若手党員の酒席に参加。党から警告処分を受けた。
一命を取り留めた女子高校生に、記者が「友人が死んだのを知っているか」と質問して号泣させ、批判を受けた。テレビメディアが視聴者に「おわび」する事例も珍しくない。(珍島(チンド) 加藤達也、ソウル 名村隆寛/SANKEI EXPRESS)
≪過積載で急旋回 「明らかな人災」≫
「セウォル号」の事故原因はいまなお特定されていないが、急旋回したことで過積載の積み荷が荷崩れし、転覆に至ったとの見方が有力だ。船長が真っ先に脱出したり、運航会社が安全教育を怠るなどずさんな安全管理態勢が被害を拡大させた疑いも浮上。韓国船舶史上最悪の惨事となった今回の事故について、専門家からは「明らかな人災」との見方が強い。