米フロリダ州マイアミビーチ市【拡大】
地盤は「スイスチーズ」
レビーン・マイアミビーチ市長によると、市では10月の満潮時までに、潮の干満による水位差を調整するためのバルブの使用の検討に入ったほか、3億~4億ドル(約300億~400億円)を投じ、塩水をくみ上げるポンプ3台を新設する計画を進めているが、基本、有効な手立てはなさそうだ。
ネルソン議員は「われわれは石灰岩とコキナ(貝殻石灰岩)でできた穴だらけで水が染み込みやすい巨大な基盤の上にいる」と説明。さらに「堤防を築くことも可能だろうが役に立たない」と明言し、フロリダの地下地盤を「スイスチーズのようだ」と表現。「革新的な解決策を編み出す必要がある」と訴えた。
レビーン市長は「(地球温暖化による)気候変動の緩和が最優先だ」と強調するが、そうした論調に無関心な人々も多い。しかしネルソン議員はこう言った。「海面上昇や気候変動(の事実)を否定する人々よ。このフロリダの状況が証拠だ」(SANKEI EXPRESS)