同志社大を破って23季ぶりの勝ち点を挙げ、冨田真吾(中央)のもとに駆け寄る京大ナイン=2014年5月7日、兵庫県西宮市・甲子園球場(共同)【拡大】
甲子園経験者が並ぶ同志社大を手玉に取った。前半はスライダー主体、後半はカットボールを駆使して目先を変えた。リーグ戦未勝利だった4年生が5安打で零封した。「実は田中が勝つたびに悔しかった。それを晴らす。そんな気持ちでやってきたから」と胸を張った。
今季早くも3勝を稼ぐ大黒柱に対する対抗心は野手陣にもあった。先制の2点三塁打を放った小野も言う。「田中ばかりが注目される悔しさは誰もが感じていた。他の投手と野手の力で勝つのが目標だった」。その思いが今季初の2桁となる11安打にもつながった。
登板しなかった田中は「自分のことのようにうれしかった」と喜び、宝監督は「田中の存在が他の選手にいい刺激になった」とほくそ笑んだ。(SANKEI EXPRESS)