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理研、STAP論文「再調査せず」不正確定 「故意」は「悪意」 小保方氏をバッサリ (2/5ページ)

2014.5.9 09:20

STAP細胞論文の調査結果に対する不服申し立ての審査結果に関する会見に臨む、調査委員会の渡部惇委員長(左から2人目)ら=2014年5月8日、東京都墨田区(三尾郁恵撮影)

STAP細胞論文の調査結果に対する不服申し立ての審査結果に関する会見に臨む、調査委員会の渡部惇委員長(左から2人目)ら=2014年5月8日、東京都墨田区(三尾郁恵撮影)【拡大】

  • 理研調査委員会と小保方晴子氏弁護団の顔ぶれ=2014年5月8日現在、※敬称略

 調査委は4月1日に発表した最終報告で、小保方氏の博士論文の関連画像の流用を「捏造(ねつぞう)」、DNAの解析画像の切り張りを「改竄(かいざん)」と認定。これに対し小保方氏は悪意のないミスで不正ではないとして4月8日、不正認定の撤回と再調査を求めて不服申し立てを行い、調査委が再調査を実施すべきか審査していた。

 調査委は報告書で画像の捏造と改竄を改めて認定。いずれも意図的な行為だったとして、悪意は明らかだとした。「聞き取りが不十分」とした小保方氏の主張も「弁明の機会は十分に与えた」と退けた。

 小保方氏らは1月、STAP細胞の論文を英科学誌ネイチャーに発表。革新的な万能細胞として世界的に注目されたが、論文が撤回されると研究成果は白紙に戻る。

 ≪「故意」は「悪意」 小保方氏をバッサリ≫

 理研の調査委は5月8日の報告書で、小保方晴子氏による捏造と改竄を改めて認定した上で、研究不正の規定における「悪意」は「故意」と同義だとし、悪意を持って行われた不正と断じた。また、STAP細胞の論文が英科学誌ネイチャーに掲載される前に、小保方氏が同様の論文を米科学誌サイエンスに投稿し、画像の加工を指摘されていたことも明らかにした。

画像の由来確認せず

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