ロイヤルズの青木宣親(のりちか)を二ゴロに打ち取ったマリナーズ岩隈久志=2014年5月8日、米ワシントン州シアトル(共同)【拡大】
≪無傷の5連勝 「これからも泥臭く」≫
ダルビッシュの快投に「僕には無理。ああいう圧倒的な投球はできない。これからも泥臭く抑えていきます」と話したのは、ヤンキースの田中将大(まさひろ、25)だった。
どうして田中だってすごい。メジャー1年目だが、ダルビッシュの快投と同じ日、ブルワーズ戦では七回途中まで2失点で無傷の5連勝。3勝のダルビッシュに先行し、楽天時代からの日米通算レギュラーシーズンの連勝記録も「33」に伸ばした。
ダルビッシュと田中。私的にも交流がある2人の足跡は似ている。大阪府羽曳野市出身のダルビッシュは仙台の東北高に進み、北海道日本ハムを経て大リーグへ。兵庫県伊丹市出身の田中は、北海道の駒大苫小牧高から東北楽天を経てヤンキース入りした。関西から東北、北海道を経て米国へ。そこにあるのは、野球だけを見つめて早々に独り立ちした野球少年の道程だ。
関西生まれといえば、いまやメジャー随一のストッパー、レッドソックスの上原浩治(39)は大阪府寝屋川市出身。ヤンキースのエース黒田博樹(39)、大先輩の野茂英雄も大阪市出身だった。