ハイチ・首都ポルトープランス【拡大】
懐疑的な意見も
こうした有力な証拠の提示を受け、米インディアナ大学の考古学者チャールズ・ビーカー氏はCNNテレビに「サンタマリア号が発見されたかもしれない」と語った。一方、テキサスA&M大学の海事考古学保存センターの責任者ケビン・クリスマン氏はAP通信に「この時期、多くのスペイン船が近くの海域で沈んでいる」と述べており、懐疑的な意見もなお多い。
クリフォード氏は数カ月以内に考古学的な調査・検証を行う考えだ。船体の大部分は原形をとどめており、引き揚げも可能だという。
コロンブスの業績を「新大陸発見」とすることには異論もあるが、大航海によって「世界の一体化」が加速した。「人類の歴史を変えた船」(クリフォード氏)が、その姿を見せることになるのか。ハイチ沖から目が離せない。(SANKEI EXPRESS)