そして、この5日間のプロジェクトを休まず、すべて参加した人に卒業の証として、昭憲皇太后のお顔がプリントされたTシャツをプレゼントしました。このTシャツがなかなかかっこいいのです。真ん中に大きく「エンプレス ショーケン」の文字。これも、彼のアイデア。継続が苦手?なバヌアツ人をTシャツで釣るなんてナイスアイデア! と思いましたが、いやいや、彼に訳を聞くと、「この基金のおかげでプロジェクトができたことを人々が忘れないように」とのこと。何ともうれしい言葉ではないですか。少し、“援助慣れ”してしまった感があるバヌアツ人から、こんなにも感謝に満ちた言葉を聞くことができて心がほっこり温かくなりました。
さらに、実際にこのプロジェクトはバヌアツの若者たちに利益をもたらしていることもまたうれしい限りです。ふらふらしていた若者が、このプロジェクトの卒業証明が認められ、観光専門学校の奨学金を得たり、警察官になった人もいるそうです。