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「卑弥呼の墓」鮮明に 最古の古墳写真 宮内庁が保存 古代史上最大の謎解く資料 (3/3ページ)

2014.5.19 09:15

卑弥呼の墓説がある奈良県桜井市の箸墓(はしはか)古墳(3世紀中ごろ~後半)を1876年に撮影した写真。墳丘本来の姿が鮮明にとらえられ、日本で最古の古墳写真とされる(宮内庁所蔵)

卑弥呼の墓説がある奈良県桜井市の箸墓(はしはか)古墳(3世紀中ごろ~後半)を1876年に撮影した写真。墳丘本来の姿が鮮明にとらえられ、日本で最古の古墳写真とされる(宮内庁所蔵)【拡大】

  • 箸墓(はしはか)古墳(3世紀中ごろ~後半)=奈良県桜井市

 丸山古墳は、明治政府が招聘(しょうへい)した英国人技師ウィリアム・ゴーランドが1897(明治30)年に発表した写真が知られているが、木が茂って後円部を隠しており、宮内庁の写真の方が古いとみられる。(SANKEI EXPRESS

 ■箸墓(はしはか)古墳 邪馬台国の有力候補地・纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)にある最古の大型前方後円墳で、全長約280メートル、後円部の高さ約30メートル。3世紀中ごろから後半の築造とみられている。後円部の直径が約150メートルで、古代中国の魏志倭人伝の「倭国の女王卑弥呼の墓は径百余歩」という記述とほぼ一致することから、卑弥呼の墓説もある。被葬者をめぐっては卑弥呼の後継者・台与(壱与とも記す)や初期ヤマト王権の初代大王との見方もあるが、宮内庁は孝霊天皇の皇女、倭迹迹日百襲姫命の墓として管理している。

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