アジア太平洋地域の自由貿易圏=2014年5月18日現在、※FTAAP(アジア太平洋経済協力会議)、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)【拡大】
マイケル・フロマン米通商代表(51)は会見でTPP交渉について「高いレベルの結果を得たい」と主張。シンガポールで19日から開かれる閣僚会合に向け意欲を示した。
採択された声明は、インフラ開発で質を高めていくため、途上国の能力を向上させる取り組みを奨励。女性の経済進出は将来への投資であることを再確認した。
≪中国危機感、日米主導TPPに対抗≫
5月18日に閉幕したAPECの貿易相会合は、TPP交渉を促進させたい日本や米国と、将来のより広域なFTAAPの実現を掲げて牽制する中国との間で、激しい攻防が繰り広げられた。
日本や米国は、現在進んでいる経済連携交渉を着実に進展させ、高いレベルの貿易自由化を達成したい考えだ。中国は自由貿易を推進する原則を示してはいるが、急激な自由化が自国産業に及ぼす影響を警戒している。