また、自治区の公式ニュースサイト「天山網」によると、ウルムチ市の公安当局は「小中学生の安全を守るために」市内の学校周辺100メートル以内での駐車を禁止する措置を決め、即日実施した。車両を使ったテロ防止策の一環とみられる。
香港の人権団体は、新疆ウイグル自治区西部のアルトゥシ市内で23日未明、巨大な爆発音があり、多数の装甲車や警察車両が現場に殺到したと伝えたが、中国の官製メディアはアルトゥシでの爆発音について報じていない。
≪車改造や綿密下見 唯一の朝市狙う≫
ウルムチで5月22日に発生した爆発事件では、ウルムチ市内で唯一閉鎖されなかった朝市が狙われた。現場近くの住民の証言では、実行犯グループは事前に下見を重ね、市場入り口の障害物を乗り越えるために車両を改造していた。多数の住民が犠牲となった今回の爆発事件は綿密に計画された組織的犯行だった。
現場近くに住む複数のウルムチ市民の話では、4月30日にウルムチ市の駅前で爆発事件が発生したのを受け、地元当局は「人が密集する場所がテロリストに狙われやすい」との理由で、市内にある10以上の朝市と夕市の閉鎖を命じた。しかし、この朝市の近くには住民が多いことや、スーパーから遠く離れていることなどから、住民の強い要望で9月まで存続することになった。