ウルムチ市に唯一残った朝市は、野菜などの値段がスーパーより3割ほど安かったことから、事件当時、別の地域から来ていた人も多かったという。約120人の死傷者のほとんどは買い物客の老人で、漢族が大半を占めていたという。
犯行には、市場への突入用と逃走用にそれぞれ2台の車両が用意されたとの証言がある。治安当局が市場の入り口に自動車の進入を防ぐために高さ約1メートルの障害物を取り付けたが、突入した2台は、いずれも四輪駆動車で、障害物を越えるために車高を高くする改造が施されていたという。
事件の一部始終を目撃した60代の漢族女性は、「事件前に同じ自動車を市場の近くで何度も目撃したこともある」と証言した。実行犯が下見を重ねていた可能性が高い。
地元警察は23日、この朝市の閉鎖を決めるとともに、市内のすべての学校周辺100メートル以内での駐車を禁止した。車両を使ったテロの再発防止のためとみられる。