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東北六魂祭 復興へ願い込め 1200人練り歩き (1/2ページ)

2014.5.27 13:20

東北六魂祭のパレードの復路では、それぞれの祭りが入り混じって人々が交流しながら練り歩いた=2014年5月24日、山形県山形市(大西史朗撮影)

東北六魂祭のパレードの復路では、それぞれの祭りが入り混じって人々が交流しながら練り歩いた=2014年5月24日、山形県山形市(大西史朗撮影)【拡大】

  • 東北6県の夏祭りを一堂に集めた「東北六魂祭」のパレード。地元山形の花笠まつりは色鮮やかな衣装でまるで花が咲いたような明るい雰囲気に包まれた=2014年5月24日、山形県山形市(大西史朗撮影)
  • 「東北六魂祭」のメーンとなるパレードを前に、ブルーインパルスが山形市の上空を飛行した=2014年5月24日、山形県(大西史朗撮影)
  • 披露された福島わらじまつり=2014年5月24日、山形県山形市(大西史朗撮影)
  • 披露された秋田竿灯まつり。東北六魂祭は来年は秋田県秋田市で行われる=2014年5月24日、山形県山形市(大西史朗撮影)
  • 復路はそれぞれの祭りが入りまじって交流しながらのパレードとなり、参加者らは沿道からの「ありがとう」の声援に手を振って応えた=2014年5月24日、山形県山形市(大西史朗撮影)

 東日本大震災からの復興への願いを込めて、東北6県を代表する夏祭りが集結する「東北六魂祭(ろっこんさい)」が5月24、25の両日、山形市で行われた。市中心地で行われたパレードでは約1200人が練り歩き、沿道からの「ありがとう」「がんばれ」の歓声と拍手で包まれた。

 祭りの事務局によると、2日間の来場者は計約26万人で、予想を大きく上回った。閉祭式では市川昭男山形市長が「市制125年始まって以来の人出で、東北が一堂に集まった力を来年につなげたい」とあいさつした。

 東日本大震災の犠牲者の鎮魂や復興を願って2011年に仙台市で始まった祭りは、盛岡市、福島市と続いて今年4回目。岩手、宮城、福島の被災3県以外での開催は初めてだ。

 漢字一文字で表現してきたテーマは、今回は「東北はくじけていない」という姿勢を示す「起」。祭りのメーンとなるパレードの先頭は、300年の歴史を持つ山形仏壇の技術を使って製作された山形みこし。続いて山形花笠まつり、盛岡さんさ踊り、福島わらじまつり、仙台七夕まつり、青森ねぶた祭と続いた。秋田竿灯(かんとう)まつりはパレードの数カ所で待機し、演舞を披露。担ぎ手や踊り手らが1時間半かけて1.1キロを練り歩いた。

「感無量」 観衆の心揺さぶる踊り

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