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重い燃料費ずしり 迫る再値上げ 電力各社が財務悪化 (4/4ページ)

2014.6.2 11:25

完全停止から既に2年を越えた北海道電力の泊(とまり)原発。この間に経営が悪化した北電の自己資本比率は、「危険水域」とされる10%を割り込んだ=北海道古宇郡泊村(共同)

完全停止から既に2年を越えた北海道電力の泊(とまり)原発。この間に経営が悪化した北電の自己資本比率は、「危険水域」とされる10%を割り込んだ=北海道古宇郡泊村(共同)【拡大】

  • 関西電力の八木誠社長=2014年3月26日、大阪市北区(柿平博文撮影)
  • 東京電力の広瀬直己社長(中央)=2014年3月20日、東京都内(宮川浩和撮影)
  • 電力3社と東京電力の連結自己資本比率=2010年度~2013年度

 政府は消費税増税後の景気に神経をとがらせており、当初は電気料金の再値上げに難色を示していた。だが、個人消費などの落ち込みが想定内にとどまる中、「再値上げを受け入れやすくなった」(大手銀行幹部)との見方が広がっている。

 政投銀の柳正憲副社長(63)も5月中旬の記者会見で「北海道電と九電を除いた電力会社から資本増強の要請はない。(再値上げは)経済産業省が適宜審査し、必要なときはOKを出すと思う」と断言。ムーディーズ・ジャパンの広瀬和貞シニアクレジットオフィサーは「再値上げすれば黒字化でき、財務も強化できる」と分析する。

 今後の焦点は、各社がどのタイミングで再値上げ申請に踏み切るかだ。ただ、電力各社が電気料金の再値上げに踏み切れば、日本経済には重荷となる。

 5月上旬の衆院経済産業委員会に参考人として出席した中央大法科大学院の安念(あんねん)潤司教授(58)は「原発が再稼働して(電力の)供給力が増えれば、電気料金は自然に下がる」と自説を強調した。再稼働審査の遅れは電力会社の経営だけでなく、景気回復への足取りをも乱そうとしている。(藤原章裕/SANKEI EXPRESS

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