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身体言語で「非日常の舞台」を 「印象派NEO VOL.2 灰かぶりのシンデレラ」 夏木マリさんインタビュー (2/3ページ)

2014.6.2 18:45

大胆に刈り上げたヘアスタイル。耳にはスタッズ(鋲)を連ねたイヤーカフ。夏木マリさんにはアバンギャルドとエレガンスが共存する=2014年5月23日、東京都内(大山実撮影)

大胆に刈り上げたヘアスタイル。耳にはスタッズ(鋲)を連ねたイヤーカフ。夏木マリさんにはアバンギャルドとエレガンスが共存する=2014年5月23日、東京都内(大山実撮影)【拡大】

 ガラスの靴は「計算」

 一人舞台から出発したが、2009年に「印象派NEO」としてからは、「いろんな身体言語があったほうが面白い」と結成した表現者の集団「マリナツキテロワール」と舞台に立つ。メンバーは5年間、年2回のワークショップで身体言語を研ぎ澄ましてきた。シンデレラ役には「圧倒的に美しい身体言語を持つ」(夏木)というバレエダンサー、西島千博(にしじま・かずひろ、42)を起用。夏木は継母として立つ。誰もが知る童話世界を、夏木はオリジナルの解釈で構成したい、という。

 「シンデレラは普通の女の子。ガラスの靴は脱げたんじゃなくて、彼女の計算。夢をつかみとるためには、そのための努力しなきゃだめよね、っていうことをベースにおいてできたら」

 台本はなく、夏木が抱くイメージやコンセプトを、毒とユーモアをはらんだダンスで知られる振付師・井手茂太が振り付けて、夏木が手を加えるワークショップ的なスタイルで舞台を組み上げていく。

 ある日の稽古場では、あるキャストに「もっと身体感覚を使いなさい」と夏木の声が飛んでいた。言われたキャストは、フロアの隅で一人、内面から肉体の言葉を引き出そうとしていた。「印象派はあくまで自己表現の探求。誰かに言われたことを演じるのではありませんから」

女優、ミュージシャン 夏木マリ略歴

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