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【花緑の「世界はまるで落語」】(26) めちゃくちゃハードな前座時代 (1/5ページ)

2014.6.9 17:40

黒文字は落語家、朱文字は色ものさん…と、出番を手書きした楽屋張り。寄席って盛りだくさんでしょう?(柳家花緑さん撮影)

黒文字は落語家、朱文字は色ものさん…と、出番を手書きした楽屋張り。寄席って盛りだくさんでしょう?(柳家花緑さん撮影)【拡大】

  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ)、鬼〆(おにしめ)、花緑、初花(しょっぱな)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ)、(後列左から)圭花(けいか)、緑太(ろくた)、フラワー、緑君(ろっくん)、花いち(はないち)、まめ緑(まめろく)、花どん(はなどん、提供写真)
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ、3人目の弟子)、鬼〆(おにしめ、2人目の弟子)、花緑(師匠)、初花(しょっぱな、最初の弟子)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ、弟子ではなく一門に入門)、(後列左から)圭花(けいか、10人目の弟子)、緑太(ろくた、7人目の弟子)、フラワー(8人目の弟子)、緑君(ろっくん、4人目の弟子)、花いち(はないち、5人目の弟子)、まめ緑(まめろく、6人目の弟子(女性))、花どん(はなどん、9人目の弟子(花緑さんの弟子はこの時点で9人)=2012年7月7日現在
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)さん(ミー&ハー_コーポレーション提供)
  • 【本の話をしよう】「落語が教えてくれること」(柳家花緑著/講談社、1000円、提供写真)

 寄席は落語家のホームグラウンド。私も中学を出た15歳から「前座」として寄席で働き出した。

 前座という身分は3~4年続き、基本休みなし。毎日、毎日、働きます! 楽屋でお茶をいれ、師匠方の着付けを手伝い、脱いだその着物もたたみ、落語の間に舞台に出てきて座布団を返してめくりをめくる「高座返し」を行い、出囃子の太鼓もたたく。

 寄席5軒、昼と夜…

 東京都内の寄席は、上野鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場の5軒。上席(かみせき、6月1~10日)・中席(なかせき、6月11~20日)・下席(しもせき、6月21~30日)と、1カ月を10日ごと、3つに区切り、それぞれ昼席と夜席がある。それぞれ期間・時間帯ごとに内容は異なる。つまり、1つの寄席だけで1カ月に6つのプログラムが楽しめるというわけ! そして31日のある月は、余った一日の会で「余一会」(よいちかい)と題して昼夜特別興行が行われている。

つらくて辞める人も

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