東電によると、敷地内の地下にはケーブルや配管用トンネルなど埋設物が多く通っている。土壌を凍らせて凍土壁を設置するためには、凍結管を1メートル間隔で埋設しなければならない。凍結管と埋設物の交差は山側に76カ所、海側には約90カ所あるという。
東電は埋設物を避けたり、貫通させたりする工法を提示したが、検討会に参加した有識者からは「把握されていない埋設物があった場合どうするか」「避ける工法できちんと土は凍るのか」との指摘が出た。特に埋設物を避ける工法については、高度な技術が必要とされており、施工を担当する鹿島建設は「作業員の訓練を進め、慎重に施工する姿勢でいる。ベテランがいるのでミスをすることはない」と強調した。(SANKEI EXPRESS)