党首討論で民主党の海江田万里(かいえだ・ばんり)代表(右)と論戦を交わす安倍晋三(しんぞう)首相首相=2014年6月11日午後、国会(共同)【拡大】
海江田氏を「野党をまとめる努力が足りない」と批判した前原誠司前国家戦略担当相(52)も、討論前の記者会見で「離党はない。理念を共有できる野党との協力を強化する観点から海江田執行部に意見を申し上げた」とトーンを落とした。
決め手を欠く反執行部を見透かすように海江田氏は討論後、記者団に代表選前倒し論について聞かれると、こうけむに巻いた。
「そんな声はあるんですかねえ」(楠城泰介/SANKEI EXPRESS)
≪石原氏 江田氏を批判≫
日本(にっぽん)維新の会の石原共同代表は安倍首相との党首討論で、結(ゆ)いの党の江田代表を「なんとかという党の党首」と呼び「自主憲法制定」を江田氏が嫌ったことが維新分党の一因となったことから「消えてなくなった社会党と同じような言い分だ」と痛烈に批判。さらに、石原氏は「維新内には他党との合流を熱願する向きがあった」とも述べ、江田氏との合流を目指す橋下徹共同代表グループの動きも牽制(けんせい)した。
石原氏はその後、持ち時間のほとんどを使って日米同盟などに関する持論を展開。最後は「非常に大事な質問をしようとしたのに…」と延長を訴えたが、かなわなかった。(SANKEI EXPRESS)