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福祉車両も「はたらく車」 Tシャツで介護の仕事に興味を (1/4ページ)

2014.6.13 13:05

「チャンネルアッシュ」が展開するブランド「OJICO(オジコ)」の働く車シリーズのTシャツ。右が福祉車両が描かれた新商品(日本財団提供)

「チャンネルアッシュ」が展開するブランド「OJICO(オジコ)」の働く車シリーズのTシャツ。右が福祉車両が描かれた新商品(日本財団提供)【拡大】

  • 親子のペアルックで表と裏のイラストがつながる仕掛けが隠されている(日本財団提供)

 【ソーシャル・イノベーションの現場から】

 介護職員の離職率は高い。公益財団法人「介護労働安定センター」によると、2011~12年は17%と、全産業平均の14.8%を上回っている。その要因として、賃金の低さのほか、「業務に対する社会的な評価が低い」ということが指摘されている。評価が低いのは業務だけではない。現場で使われる「車」も同じだ。

 道路には一般の乗用車だけではなく、用途も形もさまざまな車が走っている。パトカーに消防車、救急車など誰もが知っているものから、何に使うのか見当もつかない装置を搭載した特殊車両もある。玩具業界などはこれらを“はたらく車”としてカテゴライズ(分類)し、ミニカーやラジコンといった商品にして販売している。気がかりなのは、どの“はたらく車”シリーズにも、介護現場などで活躍する「福祉車両」が存在しないことだ。

 販売台数は救急車の40倍

 日本財団は1994年度から、介護ヘルパーや施設に通う高齢者の移動をサポートする福祉車両を全国に寄贈している。その数は年間約2000台で、これまでの累計は3万3000台を超えた。要介護者が増える中、需要は高まっている。

玩具メーカーは渋い反応

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