≪静けさと木漏れ日 心洗う≫
一帯は大潮になると干満の差が2メートルを超える。カヌーで探検した場所を数時間後に歩いて通り抜けるのは何とも不思議な感覚だった。干潟ではシオマネキやキノボリガニ、ヒルギシジミなどが観察でき、泥に足を取られながらの散策も童心に帰るようで魅力的だ。
カヌーによるツアーを企画しているマングローブパークの専任ガイド、加藤勝輝さん(27)は「カヌーを楽しみたければ満潮時、マングローブと干潟が目的なら干潮時がお薦めです。全く違った顔を見せるマングローブを体験してほしい」と話す。
北海道千歳市から初めて奄美大島を訪れた会社員、鶴翔子さん(26)は「自分でカヌーを漕ぐのは探検のようでワクワクした。静けさと木漏れ日に気持ちが癒やされるようでした」と、満面の笑みを浮かべた。(写真・文:写真報道局 鈴木健児/SANKEI EXPRESS)